ディノサウロイド
デール・ラッセル博士が考察した
「もしもトロオドン類の様な知能の高い恐竜が絶滅を逃れ進化を続けたら・・・」
という仮定の下、1982年に登場したのがこちら
一昔前は、よく少年誌とかの巻頭グラビアにひんぱんに出てた記憶があり
なんというか古い友人に数十年ぶりに再会したような(多分違う)
すごく懐かしく、感慨深い思いに胸がいっぱいになりました
シノサウロプテリクス
白亜紀前期。中国遼寧省より発掘
始祖鳥より以前の獣脚類恐竜として、初めてウロコではなく
繊維状の外皮構造が見つかった種
その構造は、羽毛とは異なり、原羽毛(プロトフェザー)と呼ばれますが
この恐竜の発見により、鳥類の先祖は恐竜であるという印象がより強くなりました
また、シノサウロプテリクスは体色が特定されたことでもよく知られています
カウディプテリクス
白亜紀前期。中国遼寧省より発掘
風切羽に近い羽毛を持っている為、鳥に近い恐竜として注目されたが
前肢が後肢と比べるとかなり小さいので、飛ぶことは出来なかったと考えられています
ミクロラプトル
白亜紀前期。中国遼寧省より発掘
前肢と後肢に発達した風切羽が確認でき
滑空による飛行の可能性と
飛行は四翼(前肢と後肢)状態から始まったのではないかという
可能性が示されました
また近年の研究では、体全体が光沢を持った黒い色の羽毛に
覆われていたということも明らかになってきました
最後は、再び登場ディノサウロイドの全身像でごきげんよう