ニホンスッポンのちびっ子です
昨日の続きで、「アメリカザリガニは放さない」【後編】をお送りいたします
ちびっ子が三匹泳いでいて、もうめっちゃ可愛かったです
ぜひ、この愛らしさを動画でも
ニホンスッポンは本州中部以南に分布
南西諸島にいるのは日本列島、もしくは
台湾から持ち込まれた移入種です
あまりに可愛すぎたので
動画も撮りまくりましたよね
さて、今回の展示の主役です
非常に興味深い実験水槽
右がアメリカザリガニ
左がテナガエビ
どちらも同じ量のクロモを入れ
それぞれ二匹づつ水槽に入れた結果がコレです
アメリカザリガニは生態になると
特によく水草を食べるそうです
こちらがテナガエビ
クロダハゼ
昔から井の頭池に住んでいる魚で
石の下に産卵の巣を作る為
このような習性を持つ生き物は、アメリカザリガニによって
住みかを奪われてしまいます
「アメリカザリガニが日本に持ち込まれた経緯」
殆ど文字がつぶれちゃったので要約すると
元々はウシガエルの食料として、1927年に北米からニ十匹連れてきて
飼育繁殖させていたんですが、養殖場から逃げた個体が
野生で繁殖し、全国へと分布していったということです
ちなみに日本への輸入は、この時だけ・・・という恐ろしい話が書かれています
こちらがニホンザリガニ
アメリカザリガニに比べると、うんと小柄です
日本固有種で、北海道と青森、秋田、岩手県だけに生息しています
こういった希少な生物を守るとともに
彼らが暮らしやすい環境を整えていくことも
全ての人々が向き合うべき課題なんじゃないかあと
よく思います