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井の頭自然文化園・水生物館 「後編」

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ニッコウイワナ

歩を進めるごとに上流に住む生き物~中流に住む生き物と展開していく
工夫を凝らした展示も秀逸です

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中流域

カワムツ、ヌマムツ、ウグイ、ムギツクなどが泳いでいます

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「湧き水が豊かだった頃の井の頭池」と銘打たれた水槽

ここで見られるのはアブラハヤ、キンブナ、モツゴ、タモロゴなど

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ジュズカケハゼ

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イトヨ

好き物にはたまらない淡水魚の数々

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「公園の池」と銘打たれた水槽にいたのは
カミツキガメ、オオクチバス、ブルーギルと日本を代表する(?)外来生物たち

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分園を出れば目の前には井の頭池

水生物館、分園の水鳥たち・・・今まで見てきたリアルがまさにそこに存在するわけです
自然と水族館が融合した、ここまで理想的な施設は国内では、そうそうないと思います

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身近に住んでいる生き物を知る・・・このごく当たり前のことが、現代では意外と難しかったりします。
だからこそ、地域の動物園としてそこをフォローするのはマストな役割ではないかとよく思います。
身近な生き物に対する関心が環境保全や生物保護を育む訳で、
地域の動物たちの魅力や彼らの現状を伝えていくことこそが
動物園が積極的に行うべき大事な使命の一つではないのでしょうか

はな子さんという大きな大きな存在を失ってしまった井の頭自然文化園ですが
これからも地域の方々とともに歩んで行く動物園であってほしいと心から応援しております。

by manyamou02 | 2016-07-01 12:05 | 井の頭自然文化園 | Comments(2)

Commented by kazz_a at 2016-07-01 20:01 x
>ここまで理想的な施設は国内では、そうそうないと思います。

仰る通り!全くの同感です。

上野と多摩を擁するからこそ、井の頭はより井の頭らしくあり続けて欲しいと思います。
Commented by manyamou02 at 2016-07-01 20:11
> kazz_aさん
ありがとうございます。
私も、この「井の頭らしさ」の追求こそが、日本の動物園にとっても
一つの模範解答であると思います。