生命大躍進~奇跡の霊長類化石「イーダ」

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大きな目玉展示の一つ、「イーダ」の愛称で知られる
ダーウィニウス・マシラエ

ドイツのメッセルで発見された、4700万年前(始新世)の霊長類のほぼ完全な化石です

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現生のキツネザルに似たアダピス類に含まれています

胃の中の内容物まで確認できるというとんでもなく保存状態の良い化石なのです

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この部分です

ダーウィニウス・マシラエとは「メッセルから見つかったダーウィンの動物」の意

かつては、人類の直接の先祖であるなどとセンセーショナルな話題となりましたが
近年では、その主張はほぼ否定されています

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プレシアダピス

普段は地球館に展示してある標本ですね

プレシアダピス類は暁新世から始新世前期に栄え、霊長類の近縁もしくは祖先ではないかと言われています

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鉤状の長い爪や、長い尾を持ち
樹上生活者だったと考えられています

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同じく、プレシアダピスの下アゴの化石

霊長類に似た大臼歯や小臼歯を持っています

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アーキケブス・アキレス
始新世の真霊長類

2013年中国湖北省で発掘され、霊長類の化石としては最古のもの(5500万年前)と話題となりました

何がすごいって、コレ3Dプリントなんだそうですが、その再現度たるや

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オレオピテクス・バンボリ
中新世後期の類人猿

こちらも普段は地球館に展示してある標本

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腕や脚の骨などは現生の類人猿によく似ているものの
歯の形が特殊なため、系統的位置づけが困難なのだそうです


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by manyamou02 | 2016-04-23 17:17 | 国立科学博物館 | Comments(0)