フクイラプトル・キタダニエンシス
福井県勝山市北谷町で発見された白亜紀前期の獣脚類ネオベナートル科
2000年に日本産として初めて学名が付けられた恐竜です
近年の研究でヨーロッパやアフリカのカルカロドントサウルス類との関連も分かってきました
かつてチョコエッグを集めていた世代には馴染み深いかも!?
フクイサウルス・テトリエンシス
福井県勝山市北谷町で発見された白亜紀前期の鳥脚類イグアノドン類
上顎骨の特徴により、新種と判明
フクイラプトルとフクイサウルス
(後方にいるのはエウヘロプス)
フクイベナートル・パラドクサス
福井県勝山市北谷町で発見された白亜紀前期の獣脚類マニラプトル形類
「逆説の福井の狩人」というのがその名の意
長く伸びた前肢は進化的ですが、太ももや肩の骨は原始的な為
進化の度合いがちぐはぐという事で「逆説」という名がつきました
こちらはフクイベナートルの脳と内耳の模型
化石の骨の中に脳函(のうかん)があった為、CTスキャンで撮影することにより
国産恐竜としては初めて、脳の復元に成功しました
青い部分が三半規管と蝸牛管、赤い部分が下垂体です
北谷町で見つかった小型獣脚類の足跡化石
こちらが白亜紀前期の福井県勝山市周辺となります
恐竜だけでなく、カメ類や植物なども忠実に再現されています
最後に、恐竜好きにはおなじみのK(白亜紀)-Pg(古第三紀)境界
地球外由来と考えられる高濃度のイリジウムを含む地層で
この境界より上の層では恐竜が発見されていない為
「恐竜は隕石の衝突により絶滅した説」の根拠となっているものです