ギガ恐竜展2017~ 尻尾を食いちぎられたティラノサウルス「ワイレックス」
今回の目玉展示の一つ、「ワイレックス」の愛称で呼ばれるティラノサウルス
2002年にモンタナ州で発掘され大腿部の長さや周囲の測定結果等から若いオスと考えられています
尾椎の殆どが見つからなかったのですが、壊疽に似た感染症の兆候が見つかり脊椎骨の端に激しいただれの跡があり、治癒した形跡もほぼないことから「ワイレックス」は共食いによって尻尾を食いちぎられたのではと考えられています
本来あるべき尻尾
ワイレックスからは、細かな鱗等が見て取れるザラザラとした皮膚の印象を残す化石も複数見つかっておりこれは、いままでに発見されたティラノサウルスの中でも唯一の事例です
アクロカントサウルス・アトケンシスアメリカ・オクラホマ州で発見された白亜紀前期の獣脚類 カルカロドントサウルス科
全長11mに達する巨大肉食恐竜で当時の捕食者の頂点と考えられています
ナショナル・ジオグラフィックHPより:「内股」の肉食恐竜、巨大足跡を発見
アロサウルス・フラギリス
アメリカ・ユタ州で発見されたジュラ紀後期の獣脚類 アロサウルス科
コンプソグナトゥスの一種
フランス・アルプ=マリティーム県で発見されたジュラ紀後期の獣脚類 コンプソグナトゥス科
全長1m前後の小型の獣脚類です
近年では、全身が羽毛に覆われていたのではと考えられています
おまけのなんちゃってステレオ写真
by manyamou02
| 2018-02-23 23:55
| ギガ恐竜展2017
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