コエロフィシス・バウリ
三畳紀後期に生息した、北米で知られる最古級の恐竜の一種
骨は中空で軽い体をしており、名前の由来(コエロフィシス:中空な形)となっています
コエロフィシス産状化石
原始的な獣脚類で前肢には4本目の指の名残があります(より進化した獣脚類は三本以下)
コエロフィシス頭骨
コエロフィシス骨盤
コエロフィシス頸椎・後肢
ニューメキシコ州ゴーストランチで発掘された
三畳紀後期のコエロフィシスの密集化石
「コエロフィシスは共喰いをしていた」といった説がよく知られていますが
近年の研究で、彼らの体内で見つかった化石は同類のものではなく
初期のワニ類のヘスペロスクスのものだとわかったそうです
エオラプトル・ルネンシス:三畳紀後期
以前は原始的な肉食性の獣脚類と考えられていましたが
明確な答えは出ておらず、上顎の歯が多く、大きな鋸歯を持ち、歯のカーブが少ないといった特徴から
肉食性ではないという可能性を示しています
ヘレラサウルス・イスキグアラステンシス:三畳紀後期
アルゼンチンのイスキグアラスト層で発見された
手には五本、足には四本の指がある原始的な獣脚類
日本初公開となるエクイジュブス・ノルマニの産状化石
中国甘粛省の白亜紀前期の地層から発見されたイグアノドン類です