引き続き、上野動物園の新子ども動物園の徹底レポート
最奥にある施設「すてっぷ館」
ここでは、不忍池で見られる生き物たちを詳細に解説しています
季節ごとに会える生き物、観察ポイントをパネルで分かりやすく説明してあったり
身近な生物が展示してあります
まあ、近年メダカは決して身近ではないですが.....
ちょっと興味深かったのがこちら
女王アリ一匹からどこまで増えるか観察しようという趣旨のクロオオアリの展示
女王アリなんて中々見る機会がないので感動です
こういった展示の数々から子供たちや、今まであまり関心のなかった大人たちまで
身近な生物に対し、興味を持ってくれたらなあと個人的にも思います
すてっぷ館の隣にあるのが「小さな動物たちのおうち」と書かれた施設
モルモットやウサギといった小動物たちが、言い方は悪いですが十把一絡げでまとめられ
しかもガラス越しで見るだけという、これまた酷い展示
ニワトリたちも・・・
まとめて、こんな狭い鳥小屋に放り込まれてガラス越しでしか見ることかできません
はっきり言ってこれでは動物園としての意義も何もありません
以上、4回に渡ってレポートしてきましたが
正直に申しますと、やっつけ感丸出しで本当にがっかりです
ただ、天下の上野動物園が、これでいいと思っている筈はありません
改善の余地はいくらでもあるので、今後に期待したいと思います
ちなみに、旧子ども動物園は現在閉鎖となっており
今後ここがどのように使われるのかも気になるところです